何年も一生懸命に武道に取り組まれていても
身体に発生するエネルギー(お互いの)を
全く感じていない人は少なくない。
人は、認識していないモノは
感知することが出来ないことをご存知だろうか?
エネルギーが発生することを認識していないと
たとえ発生していても、それを感知することは
できないのです。
ですから、当五十宮会では、
当初から、それを伝えます。
そして、感知するための方法を
手を変え、品を変えてお伝えするので、
比較的、感知するまでの時間が短いのです。
エネルギーを感知できるようになるメリットは
・自身のそれを強く発生することが
すなわち上達の証となること。
・他者のそれを感知できることは
触れただけで、(触れる前に)
他者の力量を読むことが
ある程度可能になること。
・他者からの攻撃心を早く感知することが
できること。
などのメリットがある。
いや、メリットしかない。
ところで、日本の武道(スポーツ界でも)では
よく脱力を指導します。
なかなか力が抜けない理由は
潜在的に、筋力を抜いたら、
身体を支えられないという意識が
働くこと。=弱くなる
また、そもそも筋力をつける練習は
しても、抜くように指導されてこなかったこと、
また抜くメリットを知らないことから
積極的、自発的に力を抜く気にならなかったこと等が
考えられます。
では、ここではっきりとお伝えしたいのは、
筋力を抜くと
代わりに靭帯が発動して
結果として、靭帯にエネルギーが発生するのです。
しかし、日本武道は、スポーツ化した結果
そうしたイロハのイの教えが抜け落ちてしまったのです。