他の武道との違い?

【 五十宮(いそのみや)の道 】

伊勢神宮には内宮と外宮があります。

内宮のことを昔は、五十宮(いそのみや)と呼んでいました。

 

これは日本語の五十音と同義です。

 

うん?
五十音ってひらがなのこと?それがどうして伊勢神宮に

使われていたの????

 

少しだけ解説しますね。(これは、他のどこの合気道や武道でも

教えられていないハズです。)

 

日本では、かつて、言語は、単なるコミュニケーションの道具ではなく、

一音一音を神と考えていました。

 

神様と言っても、西洋の一神教のGODとは違います。

人格神(人間と同じ姿をしている神様)ではありません。

ハタラキ(働き・作用)のことを言います。

 

たとえば、ひ=「火」のハタラキ、「霊」のハタラキ(かつては「ひ」と発音)

のように、一音にハタラキが在るのです。

 

音は、響きですよね。では、何の響きなのでしょう?

 

五十音の元になる響きが在るのです。

 

ひびきは、波動と表現した方がわかりやすいでしょうか。

母音「あ・い・う・え・お」は、地球の地殻から地表にいたるまでの

波動と同じ周波数をもっていると、言ったら、どう思いますか?

 

そして父韻である

「かさたなはまやら」

 

ローマ字にするとわかりやすい。

母音「AIUEO」と父韻「KSTNHMYR」が合わさると子音が生じます。

たとえば、

KとAが合わさるとKA「か」が生じますね。

 

そして父韻は、太陽系の各惑星の周波数だと言ったらどう思いますか?

 

日本語だけが持つ、秘密。

 

その秘密のほんの一かけらを体現すると武道に成ります。

 

武道は、日本語の秘密のほんの一かけらなのです。

 

そして、現在あるあらゆる武道、格闘技には、

残念ながら、その一かけらの秘密も、ほぼ残っていません。

だから、力を持たないのです。

地上から争いが消えないのです。

それで、何が護身術なのでしょう?何が矛をとどめるの道なのでしょう?

 

力とは「愛」と「叡智」で生まれるのです。

 

しかし、愛も叡智も、現代には残っていません。

 

正直者が馬鹿を見る社会。

 

学校に行けない、会社に行けない・・

敏感な繊細な人は、この社会には適応できません。

「自分だけ良ければいい」と考える社会には。

 

そう考える人間が地位を得て、権力を得て、

しかしながら、暗い顔して、冷たい顔して、

つまり勝ったと思った人間も、負けたと思っている人間も、

誰も幸せになれない、全員が不幸になる社会。

 

今、愛に目覚め、叡智に気づかなければ

世界文明は消滅します。

 

愛と叡智を合気道を通じて学ぶ会が、

五十宮会です。

 

※仏教では49日で仏になると言いますが、

神道では五十日で神になると言っていました。(かつての話)

 

 

 

※古代ギリシャには、一切の支配者が存在しない、支配される人もいない

町が、少しの間、存在していたと言われています。

 

その町の名が、イソノミア。

 

【 合気道には、体重別・性別・〇〇別は、存在しません。】

 

・よく武道は、護身術と言われますね。

 

 スポーツとして考えると、大会で高い成績を上げることが目的と

 なります。多くの武道では、誰にでも同様のチャンスを与えるように

 配慮され、広がりを見せました。

 

でも、本当に護身術として役に立つのでしょうか?

 

現実の世界で

「ちょっと待ってよ、あなた大人でしょう?」

 

「ちょっと待って、あんた男でしょ?」

 

「ちょっと待てよ、お前の体重は俺より倍はあるだろ?」
などと、言っても逃げられませんよね。

 

日常生活においては、年齢、性別、国別に関係なく

 

利用できなくては護身術になりませんよね。

 

【 勝負を超えた世界 】

 

・勝ち負けを競うだけが、この世のありようではありませんね。

 勝ち負けを競う武道を学びたいのであれば、他にいくらもあります。

 

 しかし、まず心と身体、それぞれの正しい法則を知って

 それらを身に付け、人に勝つより己に克つことを

 合気道では学ぶのです。

 

 言うは易し、行うは難し。

 

 どんなに良い事を聞いても、口だけでは現代人は納得しません。

 合気道は、身体で正しきを示すことができます。

 

 できうれば子ともさんと一緒に、お母さん、お父さんが

 合気道を行い、家庭でも対話することで真のコミュニケーションを

 とることができるのです。

 

 しかも、勝ち負けを超えた大切なこと、己に克つ意味を

 体で親子で学ぶことの重要性は、今後、増すことでしょう。

 

【 子を導くのが親の務め 】

 

・子を正しく導きたいのが親の役目とは知りつつも

 どのように育ててよいのかわからない、

 自分はそんな立派な人間ではない。

 

 だから放っておく、

 人のせい、学校のせい、国のせいにして

 親の役目を放棄し、声高く人を責める

 

 それで良い子が、社会に役立つ人間が育てば

 何の苦労もありません。

 

 

 まず親が、やってみせることの大切さは、言葉ではいいつくせませんね。

 

 まずお母さん、お父さんが自覚して奮起し、自ら範を示すべく

 合気道を行い、正しい心をもった、正しい強い子を育てることが

 

 次代の国を救い、世界平和を創り上げる礎となるのです。

 

 当会には、親子で学ぶ方が多いのも特徴です。

 

 だって愛の学ぶ基本は、家族ですよね。