Q.人は、他人を見て、「若い」か「年寄り」をどこを見て判断しているでしょう?
A.お顔、お顔のしわ、髪の毛、手・・・と正面から得られる情報と
姿勢なんです。
しかも、横や後ろから見た姿勢に年齢は現れるんですよ。
正面のお顔のしわ、しみ、髪は、メイク等で胡麻化せますし、自分でも鏡で見ているので、注意してますよね。
だが、しかし、横から見た姿勢、後ろから見た姿勢は、胡麻化せないのです。
当会の合気道では、普通の武道系道場ではやっていない、背骨運動、肋骨運動を取り入れているので、横姿勢、後姿勢が、変わってくるのですよー。
Q.健康な人。病気の人。見た目でわかる違いは、何でしょう?
A1.とっさに動けるか、どうかです。
高齢の方は、動作が遅れますよね。あなたは、大丈夫ですか?
焦って動くのも問題ですけど。とっさの時に、さっと動ける身体は、格好いいですし、健康といっていいですよね。
A2.バランスがとれるかどうかです。
日常的に、高齢者の転倒骨折が話題にのぼるのですが、
転倒するのは、バランスがとれなくなっているからなのです。
バランスがとれないのは、身体の関節が硬くなっているからです。
背骨運動、肋骨運動を日常的に行っていくので、バランスのとれる健康体を維持できるのですよ。
Q.いつも言いたいことを我慢していることはありませんか?
A.もちろん、人とぶつかるのは心地の良いものではありませんよね。
あなたは、他人を大切にしてるのかもしれません。
でも・・・自分のことは大切にしていると言えるでしょうか?
また、黙って、YESを言えば、相手は、あなたも同意してくれているものと思います。
内心でNoを言っているのは、相手を欺き、自分も欺くことにならないでしょうか?
そして、何より、心が辛いと体に体調不良となって現れるので、注意が必要です。
合気道は、相手や自分の本心を知る、とても良い方法です。
性格が出るのです。隠していても、出てしまうのですから、隠しようがありません。
稽古を通じて、相手の気持ちを受け入れられ、自分の想いも伝え、互いのもっとも最適な選択肢を
得ることが上手に出来るようになっていきますよ。
身体の在り方、使い方が根本的に変わります。
そのため、一見するとまったく関係が無いように思えるスポーツや楽器演奏が上達するのです。
ぼくは、31歳から合気道を始めましたが、30歳までは、独りよがり、我がままで、よく人とぶつかっていました。
技をかけようとして、動けなかったり、動きが止まったりすることを「ぶつかる」という表現を使うことがあります。
相手との分離が原因です。
合気道とは、自分と相手、自分と自然、自分と宇宙との融合の道です。
合気道を始めて、しばらくすると、ぶつかる原因が自分の心にあることに気づきます。
原因がわかれば、解決へと向かいます。解決策は、心の成長。心が成長すれば、相手と一体となり、自ずと合気道も上達しますし、愛される人へと変わります。
ご両親の気持ち
・礼節を身に付けさせたい。
・心身の強い子に
なってもらいたい。
・強いだけでなく優しく
大きな心を持つ大人に
育ってほしい。
・いじめたり、いじめられたり
しない子になってほしい
・護身術を身につけさせたい。
・イザというときに力を
発揮できる子になって
もらいたい。
・受け身を身につけさせたい。
・折り目正しい子にしたい。
・争わない武道をさせたい。
お子さんの気持ち
・強くなりたい
・いじめられたくない
・争い事は嫌いだけど
強くなりたい。
中高生の気持ち
・強くなりたい。
・心を強くしたい
・スポーツの上達の為。
・就職に活かしたい。
・武道に興味がある。
女性の気持ち
・運動不足解消のため。
・体と心を鍛えられる。
・心を強くしたい。
・大学の後輩で合気道部の子が
凛としたたたずまいでしたので
いつかやりたいと思っていた。
・内側から綺麗になりたい
・物騒な世の中なので
護身術を身につけたい
・健康のため
・氣に興味がある
・格好いい
・武道に興味があるものの
危険なものはやりたくない。
・子供と一緒にできるから
・仕事に活かしたい
若い方の気持ち
・強くなりたい
・世の中の人を見返してやりたい
・変わりたい
・人生を変えたい
・心を強くしたい
・武道好き、格闘技好き
中高年の気持ち
・心を強くしたい
・健康の維持、増進のため
・護身術を身につけたい
(若者に襲われたことがある)
・格好良くなりたい
・生涯続けられる運動
・子供(孫)と一緒にできるから
専門家の気持ち
・次のような専門分野に活かしたい。
①プロ・アマスポーツ
野球、サッカー、ソフトボール、
ラグビー、ホッケー等の
上達の為。
②芸術
俳優、画家、ソリスト、
音楽教室の先生が、
よりよい芸術を目指されて。
③仕事
経営者、学者、医師、施術師が
仕事に活かす為。
④柔道、空手、剣道、武道経験者
体力の衰えと共に若い人と
一緒に稽古できなくなった。
年齢に関係なく続けられて
強くなれるものとして選択
・両親がいて、自分が誕生した。
両親にはい各々両親がいて、
その両親にもまた両親がいる。
700年さかのぼると、
自分一人誕生するために、
必要な人の数は、
おおよそ1億2000万人!
日本人一人一人に
1億2000万人必要ですが、
昔は人口が少なかったのです。
つまり私たちのご先祖様は
共通しているのですね。
世界中に広げても同じことが
言えます。
相手は敵でしょうか?
自分を殺しにくる相手も祖先を
共通とする家族であり、
つきつめれば
自分自身と言えます。
敵を倒そうとすれば
余分な力が入ります。
余分な力が入ることを
武道は嫌います。
なぜか?
その分、遅れるからです。
スムースに動かないからです。
しかし、相手=自分自身と
考えたらどうでしょう?
自分の身体を横たえるのに、
余分な力は必要ないですね。
力を入れずしてコトは成る
のです。