お仕事で簡単に解決しない問題を
いくつも抱えていた会員さん。
モヤモヤした感じがあるまま
稽古に入ります。
自身が生み出すエネルギーに
意識をフォーカスしているうちに
胸にあったモヤモヤ感が、
いつしか消え去っていたと
パッと明るい表情で話されました。
そうなのです。
頭で考えるのは
左脳の仕事です。
しかし、自身のエネルギーや
他者のエネルギーに意識を
フォーカスすると
左脳から右脳に
スイッチが切り替わります。
すると、思考が止まり
いつのまにか
うっ滞していたエネルギーが
消え去るのです。
これが
五十宮会ならではの
右脳コースがもたらす
稽古の効果の一つです。
五十宮会では、
なるべく筋肉の力を使わずに、
立つ。動く。技をかけること
を稽古で身に付けていきます。
もう地味に
外から見ていても、
地味すぎてわからない。
そのため、
脱力、リラックスと
言うのですが、
筋力を使わずに
立てないでしょ。
動けないでしょ。
ましてや技はかけられないでしょ。
と現代人は、思っているので
そんなの無理と思ってしまい
そこで止まってしまいます。
なんなら不満に思って、
ウソをついているのでは?と
思ってしまったりします。
これが左脳人間の特徴です。
頭で考えて、
自分の理屈に無いと
そこで止まってしまう。
筋力を使わないとですね、
エネルギーが発生するのです。
筋力の代わりをする力が生じるのです。
それを稽古で培う。
長く武道をしている人が
たまに覗きにくることがあります。
彼らは、エネルギーを感じずに
稽古をしていますから、
エネルギーを感じますか?と
尋ねると、ハッ?エネルギー?となる。
もう、それ以上、聞けない。
ウソじゃないんだけどなー
と少し可哀そうになる。
エネルギーを発生させてからが
面白いのですよ
運動している愉しさだけなら
球技の方が愉しいと思う。
当会の稽古で、
だんだんと、そういうのを掴んでくると
みなさん、表情が変わります。
前回は、
今日と同じ剣杖の稽古だったのです。
木剣を中段(正眼)に構えてもらい、
一人が木剣でバシッと払う、
払って打ちに行く
払われても、
剣の先がゴムでもつけているように
パッと戻るから、払っても入れない。
打てない。
払われた方は、手に何も感じない。
ショックが伝わらない、という体感をする。
ショックがあるなら
強い力であれば、剣が飛ばされる。
ショックが無いのに
ゴムのように戻る
戻るのであって、
筋力で戻すのではないのです。
これって、
もう剣術でもかなりの高段者の状態です。
これは胡麻化せない。
試しに、竹刀じゃなく木剣で、
一度、やってみるとわかります。
当会では白帯で出来ちゃう
筋力を鍛えても、これは出来ない。
筋肉では出来ない。筋肉は遅い。
それに力を入れることになるでしょ。
これは
エネルギーを発生できないと無理。
一生、わからずに終わる人が
どれだけ多いのだろう。
愉しいですよ。
これがわかると
江戸時代までは、右脳を活性化する教育が出来ていたと考えられます。
明治以降、一律に国家主導の教育に加え、西洋方式を導入したことで
左脳教育へと移行しました。
そして、戦後、左脳教育に偏重しました。
明治以降150年、戦後80年が経ったことで、
左脳教育を受けた人たちで社会が形成されています。
そこでAIの進化が急速に進んでいます。
AIとは、左脳のスゴイ版です。
AIと勝負しては勝てません。
AIと共存するためには、
右脳活性化で、左脳と右脳のバランスを
とる必要があるのです。
でなければ、仕事を失う可能性があります。
もちろん、仕事なんかいらない、
ベーシックインカムで死なない程度に
お金をくれれば、それでいい、と考える人もいるでしょう。
それは、それで構いません。
でも、それでは嫌だ。最低限のお金をもらっても
面白くない。この世に生まれたのだから、愉しく生きたいと
思う人は、右脳を活性化するしかありません。
さて、前置きが長くなりました。
現在、自分は、どのくらい左脳人間なのか?
右脳の割合は、どのくらい使っているのだろう?
目標とする右脳の割合は?
目安にする基準や見極め方をお伝えします。
入会してくれれば、私が、判定しますが、
自分でも判定できた方がいいですよね。
まず、右脳人間の特徴は、
・色彩感覚が人より優れている。
・目を閉じて、色を明確に思い浮かべられる。
・いったん、パッと景色を見て、目をつぶり、
その映像を再現できる。
・人間の動きを頭の中で動画のように再生できる。
・音楽を聴くのに、スピーカーにこだわる。
・音の違いがわかる。
・手触りの感覚が人より優れている。
・触れた情報を再生できる。
・振り向かずに後ろの人の様子がわかる。
・アイディアが降ってくる
・面白い人、変わった人と良く言われる。
・シンクロがしょっちゅう起こる
・良い人やモノ、コトに巡り合いやすい
・運が良い
ほかにも、ありますが、キリがないので。
こうした特徴を複数、持っている人は
右脳を使っている割合が高く
右脳3以上。
これらが一つ以下なら
右脳2以下
当面の目標は、
右脳2以下の人は、右脳3
右脳3の人は、右脳4
右脳4の人は、右脳5
右脳5以上の人は、右脳9
といっても
普段は、左脳右脳は5分5分で、
ゾーンに入ると、MAXになるのが理想。
ゾーンに入るのは
左脳を使っている時は、無理です。
2025年5月から新設した健康増進コースと右脳活性化コース。
今回は、健康増進コースについて。
そもそも、「健康」ってどういう状態なの?
「健康」を定義しておきましょう。
【健康の定義】
0.心から笑える状態のこと。
1.関節が機能していること。
身体には、たくさんの関節があります。
この関節が、関節の役割どおりに働いている状態のこと。
個々の関節が動き、全身の連動性が高いこと。
2.内臓が機能していること
内臓の各器官が機能していること。
3.脳と各組織の連携が機能していること。
このままですね。
4.本人が、本人の感情をコントロール出来ていること。
感情がきちんと働いて、人生を味わっている状態で
かつ、感情に引きずられない状態。
5.思考が左脳偏重でなく右脳左脳がバランスよく働いている状態。
6.信念のコントロールが出来ていること。
信念が固いというと良いようですが、
間違っている場合は、認める。修正できることが大切です。
以上、現時点での健康の定義です。
健康増進の目標が見えたでしょうか?
合気道五十宮会(いそのみやかい)には、
他には無い特徴があります。
それは、代表である私、石橋たかゆきが、
合気道を30年、治療家としても30年の歴があることです。
ただ歴が長いだけなら、他にも大勢、いらっしゃいます。
私は、独自のスキル「丹田スイッチ」を開発しました。
このスキルは、治療師さん向け講座で、
全国の治療師さんに、ZOOMを使って教えているものです。
右脳活性化は、丹田スイッチを使って
合気道の会員さんの右脳を活性化するコースです。
合気道でも、他の武道、スポーツでも
まず、技を見て、それを真似るのですが、
やはり、どれだけ忠実に再現できるかが
上達のカギになりますよね?
右脳は、その再現をまるで動画を撮るように
見て取り、技を1/2倍速、等倍速、2倍速・・と
簡単に出来るようになります。
そして、一度、技を見て、
それを頭の中で再現してから
技を行うと、簡単に再現できるように
なってくるのです。
まずは、これが一番の武器になります。
そして、当然ですが、
これは合気道だけに使える能力ではありませんよね。
仕事にも、他の趣味にも
何でも使えます。
ね、
史上初のレベルに上げたスペックの
自分に出会ってみたくないですか。
合気道を始める前に、
五魂を統合する。
さらりと
書いてみましたが
五魂ってなんやねん。
宗教?怪しい!と
思われたかもしれません。
それも、そのハズ。
普通は、「魂」と言葉にするだけで
まゆをひそめられる時代が
戦後、しばらく続きました。
この話を解説していくと
膨大な紙面を必要とするので
さらりといきます。
目に見えないモノは
怪しい、という人がいます。
感情ってありますよね?
感情を否定できる人います?
で、感情の出どころ、わかります?
頭から発生してますか?
違いますよね。
頭に来る、という表現はありますけど
頭から出る!という表現はありません。
って、ことは感情は脳が出しているものでは
ありませんよね。
では、魂はどうでしょう?
脳とは別に存在しますよね。
魂の込めたお食事
魂のこもった球
一球入魂
〇〇魂
この魂と感情は
使い分けてますよね。
別物だからです。
信念はどうでしょう?
信念と魂って近いところに在るけど
違いますよね。
で、魂の話にもどります。
魂は5つあるのです。
荒魂(あらみたま)
和魂(にぎみたま)
幸魂(さきみたま)
奇魂(くしみたま)
精魂(くわしみたま)
荒魂は、前に進める力。推進力。
これが不足すると、前に進む勇気がでない。
あなたは満ち足りていますか?
和魂は、みんなと和する力。仲良くする力。
これが足りてないと、とにかく人とぶつかる。
些細なことで争いが起こる。
あなたは満ち足りてますか?
幸魂は、収穫の力。金運や食べ物に困らない力。
これが不足すると・・
あなたは満ち足りてますか?
奇魂は、奇跡を起こす力。
良い事が起こり続ける。
何事もスムースに事が進む。
これが不足していると、
とにかくギクシャクして
何事も上手くいかない。
あなたは満ち足りてますか?
精魂は、これら4つの魂をまとめる力。
これが不足すると、
それぞれがぶつかり合って、
上手くいかない。
あなたは、満ち足りていますか?
五魂統合は、
これら五つの魂を丹田に統合して
その人、本来の力を
発揮できる準備を整えた状態です。
この状態で合気道を
行っていただくわけです。
五十宮会の特徴の一つで、
合気道だからやるのではなく
五十宮会だから出来ることです。
合気道五十宮会は、
新プログラムを2025年5月連休明けからスタートしています。
右脳活性化コースと
健康増進コースの2つがあります。
僕にとって合気道は、
とても素晴らしい武道なのです。
どのように良くて、
どのような変化をもたらしたのかを
思い出してみると
合気道そのものが良かったというより
合気道をわかろうとして、
他の分野で勉強したり、
実践したことが
合気道の理解を進め、
合気道の技の上達につながり
結果、人生を豊かなものにしていることに
気がついたのです。
そこで、どのようなことを
勉強したのか、少しお話したいと思います。
合気道を読み解く一つ目のカギが
丹田スイッチ・メソッドの開発へと
つながった施術理論と施術メソッドです。
これは
古神道の学びと
ある特殊な施術法とを融合したものです。
特殊な施術法は、
普通は、体の悪い処を施術するですが、
この施術法は、
良い処にエネルギーを加波すると
さらに良い処の波動が高まり、
その高まった波動の情報を
大脳がキャッチして、
身体に良いと判断すると
瞬時に、全身に情報をコピペするという
機能があり、それを使うというものです。
古神道の一つの学びが五十音です。
コトダマで人生創造する
古い日本の秘伝ですね。
この二つを掛け合わせて
独自開発したのが
丹田スイッチ・メソッドです。
これを
毎回3分×2回行うのが健康増進コース。
最初に行うと、
身体の筋肉バランスが整うので、
技をスムースにかける、
または受けることができます。
そして、二つ目のカギが
右脳を活性化するのが
右脳活性化コースです。
通常、現代の平均的日本人は
左脳偏重教育なので、
右脳をほぼ使っていません。
※芸術的な仕事をしている人は
ある程度、使っています。
左脳しか使っていない硬い頭だと
(このあとに詳述しますが)
合気道は、何十年やっても
なかなか習得できません。
それぞれ
どう合気道を読み解くカギになるのか
説明します。
まず丹田スイッチ・メソッドでは
人間の五魂を統合します。
人間には五つの魂があるのですが、
現代人は、それを知らず、
ほぼ統合されず、バラバラになった
状態なので、
メンタルを病んだり
体調が悪かったり、
要するに
本当の力が発揮できない状態です。
そこで、五魂を丹田に統合することを
毎回、行ってから、合気道をやって
いただくと上達の速度が
まったく変わってくるのです。
五魂統合の
何がどう良いのかは
また別の機会にお伝えします。
また、右脳を活性化すると
動画で合気道の技を撮るように
観ることができるようになってきます。
そのため、再現するのが
非常に簡単になるのです。
ここまでお読みになると
これは、何も合気道の上達だけに
使えるものではないことがわかるかと
思います。
おいおい、そのあたりについても
回を改めてお伝えできればと思います。
最後までお読みいただいて
ありがとうございます!
合気道をやって良かったことは?
ぼくは、人に教えることが大好きです。
合気道をやっていたお蔭で
人様に、教えるテーマが出来たことが
何より良かったです。
合気道をやって良かったことは?
感謝の念は、
自然と湧いてくるものです。
しかし、
おそらく現代人の多くは、
理屈で
親には、感謝すべきとか
恩師には感謝すべきと
思っているように
見えます。
これは、本当には
わかっていないのだと
思います。
ぼくも、以前は、そうでした。
が、合気道を通じて、
感謝の念が湧くのを
体感できるようになりました。
愛も湧くようになりました。
もしかすると
これが最も良かったことかもしれません。
合気道をやって良かったことは?
⇒人間が落ち着いたこと。
・激しい感情の持ち主で、あちこちで人間関係で衝突していたが、
徐々に、まともに、穏やかな性格とまで言われるように
変化してきたことです。
⇒稽古を通じて、自分を知ることができるようになり、
感情や性質を修正することができたこと。
合気道をやって良かったことは?
⇒この簡単はないパズルを解くために、
合気道以外の様々な勉強、研究、取り組みをした
ことで、愉しみながら能力開発できたこと。
・右脳を開発したので、
動画を撮るように記憶できるようになったこと。
閃きが日常的に起こるようになったこと。
シンクロが多くなったこと。
・施術のスキル開発に活かせたこと。
合気道の稽古が、施術スキルと向上させ
施術自体が、合気道の上達に効果的だったこと。
・古神道の研究と実践を行ってきたので、
合気道の指導内容が大きく向上したこと。
合気道をやって良かったことは?
⇒リラックスできるようになったこと。
・以前は、常に緊張していた。
力が入っていることにも気づいていなかった。
⇒身体の安全を確保できる確率が高く保持できること。
・実際に、事故に遭われた仲間が、何人も
無意識に受け身をとったおかげで、
ケガをせずに無事だったという話を
確認しています。
・僕自身は、事故に遭ったことが無いが
転んだことはあり、大丈夫でした。
⇒身体のバランスが良くなったこと
・以前は、姿勢が悪かった=バランスが悪かった。
現在は、姿勢が良くなり、バランスが良くなった。
合気道をやって良かったことは?
⇒愉しい!これにつきます。
・まず、簡単ではないパズル。それを解く面白さ。
知的な大人の遊びですね。
・同じ愉しみを知った年代や性別や国籍も異なる
仲間たちとの交流が、何より愉しい。
合気道をやって良かったと僕が思っている事は?
⇒はい、20代より、61才になった現在の方が
体の各関節を自由に動かせるようになったことです。
⇒体の使い方が上手になったこと
・子供の頃、ずっと体育は5段階の2だった運動音痴の僕。
体の使い方が上手になったことで、様々なスポーツを
楽しめるようになったこと。
⇒体の使い方を指導できるようになったこと。
・ぼくは子供のころから楽器の演奏は、大の苦手です。
が、面白いことに、体の使い方を楽器演奏者に指導することが
できるようになり、喜ばれています。
・スポーツの指導も得意になり、これもプチ・レッスンで
上達すると喜ばれています。
ぼく(石橋たかゆき)の実際にあった経験です。
・雨の日、一緒に横を歩いていた同僚が滑って転びそうになったとき、
とっさに(というか普通に)手が出て助けられ、転ぶのを防げました。
解説:要するに考えるより先に、反射神経と運動神経とが連動して、
当たり前に、動けるようになります。
・電車内で女性が急に立ち眩みかなにかで倒れそうになったとき、
とっさに、助けられたこと。
解説:困った方には、考えるより先に、体が動きます。
・電車を出たところで、ホームに屈みこんでしまった女性がいたので、
すぐに近くに居た人に、駅員さんを呼んでもらいました。
解説:とにかく、考えるよりも先に、今、何をすれば良いのか、落ち着いて、的確な行動ができます。
・混んだ電車内で、入り口に近い側の隣に立っていたおじい様が僕よりも奥に押し流されました。
おじい様の持っていたつり革とぼくの持っていたつり革がクロスして互いに持ちにくくなったので、
ぼくが、おじいさまに「つり革を交換しませんか?」と提案しました。
おじい様は怒った感じで「何で?」と返答されたのですが、
ぼくは「ま、一度、やってみましょう。」と交換しました。
もちろん、お互いに、立っている位置に近いつり革を持てたので、圧倒的に楽になりました。
周辺にいた方たちが、このやりとりを見ていて、ホッとされて笑顔になりました。
というのも、混んだ電車内では、とにかくしょちゅう、言い合いやケンカが起こっているからです。
解説:これも考えるよりも先に、正しい状況判断が出来、知らない人へも、穏やかに提案でき、
結果、誰にとっても良い判断が出来るようになります。
【 大安心の境地になれます 】
ぼくは釧路市出身の現在60才です。東京本社の証券会社(現在、東証1部上場)に入社。10年後に辞職したあと、合気道と氣の健康法を学びながら、しばらく中小企業を渡り歩き、最終的に独立。14年前の2011年に道東に帰郷して、2012年に合気道教室を開きました。
若い時は体調が悪く、中年になってからピンチもあり、心が凹むときもあり、様々なことを経験してきましたが、合気道だけは、ずっと続けてきました。
なぜ続けたのかと言えば、安心できたからです。
丹田をしっかりと掴むことができ、自然とも一体になる感覚が出てきて、
地球、月、太陽などの天体との一体感が出てきて、大安心の境地に至ることができました。
本当に、合気道をやっていて良かったと思っています。感謝。
あけましておめでとうございます!
2025年、新しい時代が幕開けしました。
それは生成AIの実用化、そしてこれから起こる著しい発展が世界を大変革する時代です。
※ソフトバンクの孫正義会長のプレゼン動画をぜひ視聴してみてくださいね。
AIとは、人間の左脳の役割を代行してくれるものです。いわゆるホワイトカラーの仕事がAIに取って代わる時代になったということです。
明治時代から150年、日本は、世界に追いつけということで、立派な官僚になれる人間を育てる教育を行ってきました。
・言われたことを従順にこなす。
・真面目に努力する。
簡単に言えば、左脳人間を育ててきたのです。
AIに取って代わるということは、学校教育だけで育った人は、
今後、仕事に就けない、仕事を失う時代になったということです。
では、我々はどうすれば良いのでしょう。
答えは、AIにはできない、人間らしい能力を伸ばせば良いのです。
それが右脳を磨く、鍛えるということです。
しかし、150年続いた左脳偏重教育で、指導者もご家庭も左脳人間になっているので、
教育の仕方を知っている人が日本には非常に少なくなっているのです。
結論を言えば、合気道五十宮会は右脳を磨く最も手軽で、最も楽しい学びの方法です。
なぜ、五十宮会のシステムが右脳教育に向いているのか?
一つ例をあげましょう。
右脳の能力の一つに、写真記憶であり、動画記憶があります。
写真で撮ったように、映像で記憶するのが写真記憶。
動画で撮ったように記憶するのが動画記憶です。
五十宮会では、合気道を使って、様々な独特な教育システムを導入しています。
そのシステムで育つ能力の一つが、この写真記憶(動画記憶)です。
AIは、指示(プロンプト)にしたがって、画像や動画を生成してくれます。
しかし、生成した画像や動画が、指示した人の意図をくみとったモノは、
現時点ではできません。
自分の中である程度、具体的に脳に想起できて初めて
指示が適切になるのです。
この能力が人間に求められるのですが、それが写真記憶の能力なのです。
ということで、今回は、五十宮会があなたの役に立てる理由について
説明させていただきました。
世界は、今、大きな変わり目にいます。
いえ、もうすでに30年ほど前から変化してきています。
ところが、学校教育はそれに全く対応できていません。
現在の学校教育は、勉強しても役に立たないのです。
それどころか害毒にさえなりかねません。
何故か?
これまでの学業優秀な生徒は、何が優秀だったのかと言えば、
論理的思考、計算能力、記憶力といったもので、
これらは、すべて左脳の能力と言われています。
右脳は、想像力、創造力、芸術、そして自然界からの情報受信に
優れています。危険察知脳力や、未来予知などにも優れています。
世界の技術が著しく進歩したこの30年は、
AI技術、スーパーコンピュータは、
左脳に置き換わってきています。
つまり、これまで学業優秀と言われてた能力は
無価値になったと言えるのです。
これからは、スパコン、量子コンピュータ、AIには
出来ない能力、つまり右脳の能力が重宝される時代になっているのです。
親が一生懸命、子どもに勉強しなさい、テストで良い点数をとりなさい、
と言っていることが、いかに滑稽なことかわかりますか?
一見すると、子どもがゲームばかりしていると、
遊んでばかりいて、勉強しないように見えるでしょ。
しかし、実際には、子どもは時代に必要なことを
ゲームを通して学んでいることになるのです。
この数十年の技術進化のスピードは、
1世代違う大人の脳が子供についていけないほどになったのです。
親は、おおらかになって、子どもを信じてください。
子供の邪魔をしてはいけないのです。
どう子育てに取り組めば良いのでしょう?
なぜ、不登校が希望の光となるのでしょう?
一緒に考えてまいりましょう。
子どもは親を喜ばせたい。笑顔になってもらいたい。
親は、子どもが勉強をすると機嫌がよくなり、遊んでいると機嫌が悪くなる。
親は成績が良いと機嫌が良い。成績が悪いと機嫌が悪い。
頑張っても、成績が良くならないと親の機嫌が悪くなる。
親を喜ばせられない自分はダメだ、自信が無くなり
学校に行けなくなります。
自分は親の邪魔だ、死んだ方がいい。親に嫌われる、死のう。
そんな風に子供は思ってしまうのです。
そして、教師も、学校も同じ態度でいます。
子どもには、学校も家も安心できない場になります。
しかし、しかしです。
親や学校が正しいなら、親の気持ちもわかりますが、
実態は、そうはなっていないのでした。
昔なら安心できた大企業は、35歳40歳で早期希望退職を
募る。
公務員は、やたらと世間から嫉妬、敵愾心に攻撃されて
少しでもやらかすと首に。
本当は、他にやりたいことがあった人。
親の勧めで、公務員になった人は、うつになったり、
我慢に我慢を重ねて、体調不良。
顔色はいつも悪く、常に不機嫌。
本人たちの犠牲のもとに、
親の安心が成立しているわけです。
これは悲劇であり、喜劇でもあります。
不登校によって、これらが明らかになりました。
では、どうしたら良いのか?
本人の内心にそって、生きれば良いのです。
子どもは親から見捨てられることを怖れずに
活き活きと生き切ればよろしい。
親は、おおらかに生きる。
親は子供を信じる。
親は子供が笑顔で生きてさえいてくれれば、
幸せではないですか?
なぜ、それ以上を求めるのでしょう?
・・つづく
前回は、不登校の原因の一端を考察してみました。
今回は、大人にも増えている会社に行けない引きこもりの背景を
考察して、この社会の病巣に迫ってみたいと思います。
そして、これらの考察を通して、これからどう子育てをすれば良いのか、
探っていきたいと思います。
さて、真面目に親の期待にも、周りの期待にも応えて、
会社へ行った人は、さらに周りの期待に応えようと頑張ります。
管理職になり、重い荷物を背負うのです。
上手く行かない時は、自分を責めます。
どうして上手く行かない?頑張りが足りないんだ。
もっと頑張ろう。
何かがおかしいと心と身体の異変に気が付いた時は、
行かなきゃと思っても体が拒否する。
【 大人が会社に行けなくなる理由は? 】
※全ての理由ではありません。あくまで私見です。
では、その理由は何なのでしょう?
親や、周りの期待に応えて頑張ったのです。
みんなの喜ぶ顔が見たくて。
でも、本当は、みんなから愛してほしい、
嫌わないでほしい、という気持ちが働いているのです。
点数が悪いと、勉強をしないと、親が悲しい顔をする。
良い点数をとると、勉強すると親が喜ぶ。
だから、頑張るのです。
祖父母、友人、先生・・みんなの評価は
「真面目。」「頭がいい。」「頑張り屋さん」・・
だから、頑張って、頑張って・・それなのに、上手く行かないことが
出てきて、だから、もっと頑張って、頑張って・・
でも、上手く行かない。資格をとったら良いのでは?
セミナーにも行こう。もっと勉強しなくちゃ。
時間が足りない。睡眠時間が足りない。
もっと、もっと頑張らなきゃ。
やがて、心が折れる。
大人が会社に行けなくなる理由です。
結局のところ、常に他人軸だったのです。
本当は、自分がやりたいことが他にあったのに・・
それが何かも、今は思い出せない。
次回は、では、どう生きたら良いのでしょう?
どう子育てをしたら良いのでしょう?
それを一緒に考えてまいりたいと思います。
弊社は、氣功療術院シンメトリーも運営しています。
数年前から不登校のご相談があったのですが、
パンデミック最中から、さらに相談が増えてきました。
成人のうつもパンデミック前から
2.2倍になったとの統計もあり、自殺も増えています。
従来であれば、これらは、マイナスの状況でしか
ありませんでした。
しかしながら、その真の原因を考えた場合、
現在のそれは、必ずしもマイナスとばかりは言えない状況でも
あると考えています。
【不登校、引きこもりの裏にある背景とは?】
結論は、現代の学校教育と家庭教育とが、現在から未来に対して
著しく遅れていて、そのことに本能で気づいている子供たちが
学校に行くことの意味を見出せずに、登校拒否している、という
側面があると思うからです。
現在ほど、子育てに悩む時代は無いかもしれません。
日本の大企業は、かつて高度成長時代の1960年代から1980年代後半までの
およそ30年間、憧れの的でした。
理由は、「終身雇用」、「年功序列」「定期昇給」です。
入社してしまえば、毎年、定期昇給と呼ばれる給与アップがあり、
しかもポスト、階級も上がっていき、定年まで勤めあげることができたからです。
中学生、高校生が聞けば、ウソだろ、そんな良い話なら、
何時間でも勉強する!塾にも行く!ゲームなんかやっている時間はない!
となるでしょう。実際、その時代は、その考え方で上手く行っていたのです。
ところが、バブル崩壊以降、こうした庶民の小さな幸せを成立させていた
成功法則の根底であった
「終身雇用」「年功序列」「正社員の定期昇給」は
「早期退職制度」「契約社員制度」「実力主義」へと変貌しました。
良い学校に入り、公務員、大企業へという成功法則は、
現代には無いのです。ゼロです。
国家公務員は、これは以前と変わらないように見えますが、
40歳で同期は一人を除いて、天下り。つまりお役御免。
天下りを3つ4つ繰り返して、退職金と年金でお金は
確保できるかもしれませんね。
しかし・・公務員は、(地方公務員も)何かしでかせば、すぐに首です。
そうして、やらかす人が後を絶ちませんよね?
せっかく、公務員になったのに、どうしてしょうもない犯罪を犯して
懲戒解雇になる人が後を絶たないのか?
その理由は、
成りたくも無いのに、「安定」しているからという理由で
成りたかった夢を早々に捨てて、就いたからではないでしょうか?
そのため、首になるようなことをしでかさなくても
うつになる公務員は、民間企業よりも多いのです。
では、こうした現況にあるにも関わらず、
学校教育は、現代及び未来に適合したものへと変貌したでしょうか?
ほんの一部にそうした試みは見られるものの、
大半は、従来のままではないでしょうか?
いえ、従来以上に、校則に厳しいところも多いように聞いています。
細かな決め事も多いようです。
ぼくが聞いたところでは、
小学校では
・机の上に、何をどこに置くのか、位置が決められている。
・挙手する際は、耳の横まで上げる。
小学校、中学校では
・宿題の量が多い。
小中高では、
・校則が厳しい。(これは昔から変わっていないかも)
つまり、管理が厳しくなって、つまらなさは増えていて、
しかも現代、未来の求められる人材教育は出来ていない。
こんな状況であれば、誰しも学校へは行く意味に疑問を持つのではないでしょうか?
なぜ、不登校、引きこもりに希望の光があるのか?
次回は、大人も会社に行きたくない理由を探ります。
合気道を始めたのは31歳の時でした。
20代、30代、40代、50代、60代の
それぞれ異なる仕事、異なる背景を持った男女が
同じ趣味に興じるのは、とても楽しかったです。
しかも、合気道は、何だか全然、違うのです。
姿勢。
姿勢なんて、それまで考えたこともありませんでした。
歩き方。
歩き方だって、考えないですよね。
力を入れずに、抜く。
はあ?力を入れないと投げられないのでは?
筋トレはしない。
筋トレ必要無いの?わけわかんない。けど、少し嬉しい。
受け身。
かっこいい。でも少し怖い。
そして、技。
まるで、わかんない。何それ?何でそんな変な使い方するの?
構え。
えっ。構えないの?どうして?意味わかんない。
こりゃあ、ダメだ。今までの身体のあり方、使い方、全て違う。
産まれたばかりの赤ちゃんに戻らないと。
しかし、長年の癖がついているので、修正が大変でした。
もう毎日、朝起きてから寝るまで、合気道と氣の健康法のことしか
考えない日々が続きました。
呼吸法が大切と聞くと、15分でも、と言われましたが、
全然、身体の力が抜けないのです。
30分やると、最初の15分は力が入っているのですが、
後半の15分は力が抜ける。
毎日やっていくうちに、正座していると時間がとれないのですが、
他の事をやりながら、するようにしたら、
1日に4時間は出来るようになりました。
立ち姿勢が、わからない時は、一時、5時間立ちっぱなしの仕事を
夜中から朝まで、やったこともあります。
本当に、何であれほど一生懸命になれたのか
今でも、よくわかりません。
にしても、簡単には上達しないのです。
当時は、一番上の先生が、はるか雲の上にいらして、
しかし、姿は全く見えない状態。
ぼくは、下の海で溺れかけながら、手足をバタバタして、
どこかに掴まるところが無いか、足場を探している、
そんな気持ちでした。
だって、ぼくは、小学中学と体育はずっと2でしたから。
運動部にも入らず、何もしたことがなかったのですから、
本当に絶望的な気持ちでした。
よくあきらめずに、続けたものです。
それだけは褒められます。
きっと変わりたかったのです。
そして、子どもの頃の夢になんとか縋り付きたかったのです。
・・つづく。
当会の合気道を通じて、真実を見極める眼力を手にする。
といったら、戸惑われるのではないでしょうか?
脳には、右脳と左脳があることはご存知だと思います。
現代教育は、左脳偏重主義です。
左脳は入力が文字、言葉で、
それを論理的思考で分析力に優れています。
ね、学校で優秀と判断される人ってこういう人ですよね。
右脳は、入力が五感、第六感で
直観、ひらめき、イメージすることに長けています。
ね、天然ちゃんて感じで、ちょっと浮いている感じしますよね。
世の中には、フェイク(嘘)が大量に蔓延していることに
気が付いていますか?
映画を見ているとわかると思いますが、
この数十年は映像技術が著しく進歩したため、
報道などで使われる映像もフェイクが大量に
使われるようになり、
何が真実なのか、わかりにくくなっているのです。
そこで大切な力が、真実を見抜く眼力なのですが、
左脳は、わりと騙されやすいのです。
それに対して右脳は、直観で、それがウソだ、真実だと
見抜く能力があるのです。
そして、これらの能力は、後天的に身に付けるものではなく、
先天的に(生まれながらに、生来)持っている能力なのです。
しかしながら、学校教育が左脳偏重教育なために、
せっかくの能力が、使わないためにさび付いているのが
現代人というわけです。
当会の合気道は、こうしたさびついてしまった大人の能力を
磨いて、元に復元していくための道具です。
小学校入学前のお子さんは、そのまま、さび付かないように
磨いて伸ばしていくことになりますね。
他流派の合気道も左右の身体を同じように使っていくので
ある程度は、右脳に刺激をいれられます。
ですが、右脳を意識していないで、行っているので
効果は極めて限定的です。
なぜなら、本当に学校教育や社会の在り方が、
大きく私たちの本来持つ能力を封印してしまっているからです。
当会の合気道では、右脳に刺激をいれることを意識的に
稽古方法に取り入れています。
この意識をしているかどうかが、大変に大きな差になって
現れていくのです。
そして、ただ意識して身体を左右同じように使うだけでも
右脳を復活させるには、圧倒的に不足していることがあります。
当会には、右脳を復活させる手法をもっています。
機会をみて、会員さんたちには、提供していく準備をしています。
右脳復活に、どうしても外せない要素が、この社会には抜け落ちていて、
これが無い事には、不可能と言っても良いほど危機的な状況が
現代なのです。
ほとんどの日本人は、気が付いていませんが。
3歳くらいの時、外で近所の小学生と一緒に遊んでいて、
大切なビー玉を小学生に取られてしまい、
泣きながら家に帰ったことがありました。
休日だったのでしょう。父親が家にいて、
がん泣きしているぼくに
「男は泣いたらダメだ。負けて帰ってくるな」
と言われて、子供心に驚いて泣き止みました。
それからというもの、男は泣いてはいけない、
強くならなければならない、と自分に言い聞かせて
育ちました。
以来、強くなるというのが夢でしたが、
特に何も習うこともなく、会社員になり、
体力も落ちていました。
父親が退職を直前にガンを発症したことが
ショックで、10年務めた会社を辞めて、
合気道の先生が教えていた氣の健康法の学校に
行ったのです。
そして、ほぼ同時に合気道を始めたのです。
31歳の時でした。
それは氣の健康法の講師たちが、
ほとんど合気道もやっていましたので、
氣の健康法を上達するためにごく自然な行動でした。
ですが、心の奥に、かつての「強くなりたい」という
夢の燃えカスが残っていたのも事実でした。
健康法の授業の時に、
燃えカスに火がつく出来事があったのです。
その講師は、当時まだ始めてから年数も浅く、
合気道は1級だったと記憶しています。
講師が正座をして、横に立たせた男性生徒(40代)の
腕を上から下に2回なでて、3回目でスッと下に降ろしたのです。
そうしたら、その男性がストっとしたに崩れたのです。
えっ?
ぼくの表情を見て、講師がぼくを呼び、今度は
僕に同じことをしました。見事に下に崩れました。
それはそれまでの人生で味わったことの無い新鮮な体感でした。
凄い力のように感じたのです。
ところが、力を抜いているというではありませんか。
燃えカスに火が付いた瞬間でした。
同期がお昼休みに相談していたのを聞きつけて
同期のみんなは、見学をしてから入会するか決めようと言っていたのですが、
ぼくが、面倒だから入会しちゃいましょうと、同じビルにあった事務所に行き
道着を購入して、その夜に道場に行ったのです。
本部道場のその日の先生も顔見知りの氣の健康法の別の講師でした。
狭い道場に、仕事帰りの大勢が集って稽古するのは楽しかったです。
しかし・・しばらく通っても、ちっともわからない。
半年もすると一緒に入会した同期も次々と来なくなり
とうとう僕だけになってしまいました。
実は、最初の半年間は、「氣」が自分の身体から出ていることを
まるで実感できずにいたのですが、
半年たった帰りの電車の中で、
あっ、これが氣に違いない!という体感をもてたのです。
それまでまるで上達しなかったのですが、それ以降、グンと上達したことが
わかりました。もちろん、上達と言ってもまだほんの少しでしたが。
この上達したという実感から、
「あー、武道というのは、こんな風に、まるで上達しない状態が
一定期間続いた後に、あきらめずに頑張っていれば
ポンと上達するものなのだ」
とわかったのです。
次の上達のポイントもそれから半年、合気道を始めてから
1年が経った頃でした。
こうして、僕の合気道人生がスタートしたのです。
つづく・・
通常、武道のレッスンは、
一つ一つステップを登っていく方法をとります。
これを「向上の道」と呼びます。
これに対して、当会では、
最初から、達人の極意を教えてしまい
上から下にくだって身につけていきます。
これを「向下の道」と呼びます。
武道の世界では、禁忌とも言える指導方針です。
日本では、まず盗め。が大原則です。
世界でも、この教え方は、無いでしょう。
「これがわからないと、あれは出来ないからね。
だから一つ一つ掴んでいく向上の道しかないんだよ。」
しかし、この方法には最大の問題があります。
それは一つのステップを
それまで過ごしてきた日常で無意識に身に付けてきた
身体の在り方、使い方はそのままに、
技の型を覚えていくことです。
それまでの身体の在り方、使い方が正しければ、それでいいでしょう。
しかし、ほとんどの人が間違っているのです。
姿勢も、動きも、何もかも。
そのままで、一つ一つ進んで行くとどうなるか?
わからないまま、出来ないままで、
型だけを一通り覚えるだけで、
出来たような気になって終わることになるのです。
たとえ、指導者となって一般人はだませたとしても、本人はわかっています。
使いものにならないことを。
そこでジプシーのように、あちこちの流派を彷徨ったり
様々な格闘技、武道を渡り歩き、
しかし、どこまでいっても、この最初の問題を解決できないまま
人生を終えてしまうのです。
当会は最初に、極意を教えてしまうことにしたのです。
さらには、身体の在り方も教えてしまいます。
そして、極めつけは、「身体」に留まらず、
「心」の秘密についても教えてしまいます。
それでも、受け取る気持ちが無ければ
わからずに通り過ぎる人もいます。
しかし受け取る気持ちがありさえすれば、
達することは可能となる教え方です。
なぜなら、合気道でお伝えするのは
新たに外部のスキルを習得するのではなく、
人間なら誰でも生まれながらに在る能力を
(ただし、現代人はほとんど忘れている。)
掘り出して、磨いていくことだからです。
だから、誰でも出来る。出来て当たり前。
シンプルすぎて、こんなに簡単でいいのと思えるのに、
いったん身に付けてしまいさえすれば、すぐに出来るだけでなく、
どんなスポーツにも、楽器演奏にも、お仕事にも
どんなことにでも応用が可能になるのです。
貴方は
武道、合気道で何を得たいですか?
「数年、合気道をやってたんだ。」
ちょっと格好いい。良いですよね。
「何かあっても動じない心になりたい」
これも良いですね。
「万一の為の護身術をいくつか身に着けたい。」
実用的で良いですね。
もちろんこうした動機で始められても何ら問題はありません。
僕から提案したいことは、「極めてみませんか?」
もったいないです。上記の理由でも良いけれど、
五十宮会を通じて得られるものは、そんな程度のものではありません。
仏教で「悟る」とは「空を掴む」ことです。
空とは、認識しているモノすべて、認識をしている五感すべてが
消えた状態です。
同時に、すべてと溶け合った状態です。
武道で行きつく境地。掴んでみませんか。
こんにちは。
五十音を武道に反映する!
修行法の一つにある言葉を繰り返し唱える、というものが在ります。
この言葉の力によって、宇宙との統合、自らの心身の統合をはかり、
自らにハタラキを再現する、ということです。
こういう意味もありますよ。
ひだりとみぎ。
「ひ」だりは「火」
「み」ぎは、「水」
また、
「ひ」だりは、「霊(ひ)」
※ちなみに人は、霊止(ひと)であり、霊をとめておく者の意。
「み」ぎは、「身」
真逆の性質をもつ、火と水。
火は、すべてを焼き尽くし、上に立ち昇る。
水は、すべてを溶かし、下に落ちる。
この二つのことなる性質を併せ持つのが我々人間ということです。
どうですか?この火と水を武道に活かせそうな雰囲気、感じてもらえました?
霊と身。つまり心と身のこと。
身体だけ鍛えても、どうでしょう?
本番で、緊張で実力を発揮できなければ。
言葉で心身を創り上げていく。
現実社会に活かしていく。
それが五十宮会の特徴です。
こんにちは。
実は、古代ギリシャにイソノミヤと呼ばれる都市があり、
支配する者が無く、支配される者もいない、縄文時代に似た
社会を作っていました。
五十宮には、この意味も含めています。
本当の平和を創るには、わが心の中を平穏にしなければ
実現できないと考えています。
そして、わが心に出来た平穏無事な波動が、波及して
この世から争いが無くなると本気で考えています。
何故なら、かつての縄文時代にそうした社会が少なくとも
一万年の間、続いていたことがわかっているからです。
かつて存在したのなら、今だって出来るハズです。
三回にわたり、五十宮会の名称由来について説明してきました。
では、理想はいいけど、五十音をどう武道に取り入れるのか、
もう少し概要を次回お伝えしたいと思います。
こんにちは。
合気道五十宮会の名称由来の説明です。今回は2回目です。
日本の言語である五十音と武道の関係について
お伝えします。
武道の動きは、無駄な筋力をそぎ落とした自然の力を
我が身を通して、体現するものです。
一番、自然なモノは何か?
前回、お伝えしたようにハタラキなのです。
「あ~お腹が空いたな~」
どうしてお腹が空いたのでしょう?
命令しましたか?
命令しなくても体にハタラキが在るから、空いたのですよね。
「あー食べた、食べた」
食べた物はどうなりました?
口で咀嚼するまでは意識があるかもしれません。
胃に運ばれ、腸で吸収され、肛門から排出される。
これ命令しました?
命令しなくても、自ずとなるものをハタラキと呼び、
ご先祖さまは、このハタラキを神と呼んだのです。
このように、相手を投げられたり、相手の攻撃をさばけたら
良くないですか?命令しなくても、意識しなくても、そうなる。
これが五十宮会の目指す姿です。
しかし、ここまで説明したら、かえって謎が深まりましたよね?
なんとなくわかるような気がするけど、でも名称にまで
どうしてつけるのかな?と。
次回は、どうして名称にしたのか、
他にどんな意味があるのかを説明しますね。
おはようございます。
人は、成人してからもなお、
子供の頃にインプットされた事を
一つの型として、生きるようになります。
大人が使う言葉や目、表情、行動は
強くその子の一生に影響を及ぶすのです。
親御さんは、武道教室に
自分ができない「叱り」を求めます。
叱りによって、厳しく律したい、
礼儀正しい子に育てたい、との思いがあるからです。
しかし、叱りが単なる怒号に終わっているケースは
とても多いようです。
「叱られる」厳しさの前に
愛情が欠けていては、
子供にとっては「叱る」は単なる怒号でしか
ありません。
武道教室の先生には、自分が厳しく指導されたことを
一つの型として、子供を指導される方が多くいらっしゃいます。
しかし、長じて、叱られる想い出が=自分はダメな子、
という想いで自分を矮小化してしまう
ことが非常に多いのです。
甘やかすことと愛することは別のことです。
大いに我々指導者や親は、
気をつけなければいけないと思うのですが
いかがでしょうか?
おはようございます。
この10数年、合気道に来られる男の子のお母さん方を見ていて
思うことがあります。
『あーー自分を大変にしちゃっているな――』
「男の子は大変」がママたちの合言葉です。
小さいうちは、じっとしていません。
とにかく動き回る。そのせいでヘトヘト。
そうして、とにかく自分の事が出来ない子が多い。
ママもパパも、ずーーーーっと手をかけすぎているんですね。
「片付けられない」と言っては、片付けを親がする。
「洗濯物をほおっりぱなし」と言っては、後始末。
それが、小学校へ入っても、中学校に入っても続くのですね。
男の子でもしっかりしている子もたまにいます。
そういう子を見て、「〇〇君はよう出来た子ね。それに比べて・・」
嘆くのですが、どうしたらそうなるのかがわからない。
出来た子は、ある意味、女性にとって理想の男性像
かもしれません。
では、ひるがえって我が子を考えてください。
この子が大きくなって自分のパートナーとなることを
想像してみてください。
我が子であれば、しょうがないと思ってもかわいいので
つい手が出てしまいますが、将来の自分のパートナーを
育てていると考えればどうでしょう?
男の子の育て方のポイントは、まずその辺りに
あると思うのですがいかがでしょうか?
それでは、今日も元気にまいりましょう!
子供教育の目的は、
『世の中の為に役に立てる人間を育てる』
ことにあります。
そして、それを成就させるカギは
人格形成&学業の習得にあります。
両輪であり、どちらが欠けてもダメだと
ぼくは考えています。
さて、現在の日本は
長く経済低迷が続き、
明日への希望を失う人が増えている中で
どのように日本を立て直すか、という議論が
行われています。
しかし、そのどれもが経済論に終始しているかに
見受けられます。
日本を立て直すには、子供教育が最短で最優先すべき
ことです。
いつの時代も、社会を形成するのは
人間だからです。
さて、ではどのようにすれば
子供教育は成就するのか?
この問題を一緒に考えていきたいと
思います。
一回目の今回は、
やはり『姿勢』にあります。
心の姿勢は、身体の姿勢に現れます。
体の姿勢を整えることが
まず大切なのです。
姿勢を整える=筋肉バランスを整えるという
ことです。
姿勢が整うと、脳への血流、内臓への血流が
正常化し、結果、学力も向上するのです。
そして体が整うと精神も安定します。
ですから、昔の教育ではまず『姿勢を正せ』を
しつこく言われていたわけです。
現在、子供たちに姿勢を正せる大人が激減しています。
当の大人の姿勢が悪くなっているのですから当然です。
まずは、自分の姿勢をチェックし、
子供と一緒に姿勢を整える、ことを最初の一歩と
することを提案いたします。
親バカというコトバがありますね。
客観的に観られない、という意味ですが
良く見るのならまだしも、
悪い方に思い込んでしまうのは
子供の持っている可能性の芽をつんでしまいかねません。
この子は、ダメな子、悪い子、言う事をきかない子、
のように悪いレッテルをつけている親は、けっこう多いのです。
うかがってみると、
自分の親が褒めべた、だったことがわかります。
親は子供を信じて、昨日より今日少しでも出来たら
その瞬間を逃さずに褒めましょう。
すると子供は、親が自分を良く見ていてくれてる、と
親の愛情を感じ、親の言う事を聞くようになります。
親の注意を引こうとして、悪い事をしたり
言うことを聞かなかったのですから。
とにかく、褒める。
親が褒めずに、誰が褒めてくれるというのでしょう?
ま、ぼくは褒めますけどね。
毎日、一つでも二つでも、見つけてほめましょう。
するとね、親にとっても嬉しいことが起きるんですよ。
それは・・・やってみればわかります。
こんにちは。
子供達は、基本的に同様の強い欲求がありますが、
何か、わかりますか?
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
それは、
自分を認めてほしい、
自分を愛してほしい、
そういう欲求です。
それは子供によって
異なる言動となって現れます。
先生(親)の言うことをわざと聞かずに
悪さをする子。
他の子のいけない処を告げ口する子。
得意なこと、出来るようになったことを
やたらと見せたがる子。
何かにつけ、おちゃらける子。
言動は、様々でも
その意図するところは同じです。
『自分のことをもっと見て!』
『ぼくはここにいるよ!』
ぼくのことを私のことをもっと愛して!という
欲求です。
これがわかると、子育て、子供教育は
とても楽なんです。
お家でも、親にやたらと甘えたがる時期が
あります。
それを忙しいからと相手をしなかったり、
テレビやゲームをさせて、自分の代わりを
させたりしていると、
後々、手痛い目に合うことになります。
何かと言えば、いつまでも甘えにくる。
それでも満たされずに時を経過すると
中学生、高校生になって手が付けられない状態になるのです。
赤ちゃんから幼児にかけては、
どんなに面倒くさくても、相手をしてあげることが大切です。
「でも、忙しいんですよ」
わかっていますよ。
年がら年中、相手をすることは出来ませんし、
時間も際限なく付き合うということも、また
出来ません。
ではどうしたら良いのでしょうか?
たった数分、数十分、最初に時間を告げて相手を
してあげるとよいのです。
「小さい時に時間なんてわからないじゃない。」
というのは思い込みで、何度も時計を見せながら
話をしていると、理解できるようになります。
短い時間でいいから、その時間を子供のためだけに
集中してみてください。
たった数年の間です。
おじいちゃんやおばあちゃん、夫婦、などの
協力でやれば、それほど大変ではないと思いますよ。
そうして、私どもような運動教室に入れると
体を動かすので、子供のストレスが解消されます。
子供は本来、身体を動かすことが大好きです。
普段は、あれしてはいけない、これしてはいけない、と
いけないづくしです。
私の運営する合気道教室は、メリハリをつけています。
遊ばせる時は、思い切り遊ばせる。
でも、合気道をやるときはしっかりとやる。
こうした処を上手く使ってみるのも手ですね。
そうして親自身のストレスもためないように
することが大切です。
親業にストレスがたまる一番の原因は、
親の言うことを子供が聞かないことですよね。
親が子供の先回りをして、しっかりと
子供に愛情を注ぐなら、子供は
気持ちが満たされるので、悪い事は
しなくなりますよ。
なるべく小さなうちに手をかける。
そうすれば、あとあと楽になるのです。
それが10歳、15歳と年齢がいけばいくほど
手遅れになります。
それでは、また!!
こんにちは!
うちの合気道教室に通われているお子さんは、
現在、下は5歳~上は10歳までです。
いまどき、和服を着るのは
大人でも浴衣くらいですよね。
当初、入室したての頃には、
道衣の帯が結べなくて当然です。
全員結べないので、当初は
こちらを結び終わったと思うと、
あちあらの帯がとれる、ということで
ちっとも前に進めません。
しかし、それをいとわずに、
むしろみんなが帯を結べるようになる良い機会と
とらえて、一人の帯がとれたのを見本にして、
みんなに帯の結び方を覚えさせていくのです。
すると中に、器用な子がいて
いち早く自分で結べるようになるんですね。
それをこちらは、すぐにほめてあげるのです。
本人はますます喜んで、自信を持つので
帯を結ぶことが楽しくなります。
そして周りの子もそれを見て、
自分も結べるようになりたい、と思うようにもなり、
自分にはできないと思っていた子も出来るかも、と
思えるようになるのです。
今回、誰よりも早く正確に結べているのは
驚くことに5歳の女の子です。
人には、それぞれ得意なことがあります。
ある男の子は、帯を結ぶのは苦手でも
受け身は得意です。それをほめてあげます。
またある子は、運動が苦手です。
でも統一道という静止している状態は
得意なのです。やはりほめてあげます。
このように人間は一人一人に個性があって
いずれも宝物なのです。
子育てしているとイライラされることも多いと思います。
それでも、その子の良いところを見つけて
ほめて伸ばしてあげてください。
最初は、出来ないのが当たり前です。
それでも、親が信じてあきらめずに付き合えば
必ずその子は光輝きだします。
ゆっくり、あわてずに一歩一歩、歩みましょう!